相模原市に住む女子高生殺害事件 詳細まとめ

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 相模原市緑区二本松に住む、神奈川県立城山高校2年の桜井晴香(櫻井晴香)さん(17歳)が、東京都八王子市長沼町の民家の玄関で殺害されているのが発見された事件。

 この家の住人の無職・中田義雄容疑者(35歳)が2014年2月13日午前3時すぎ、神奈川県平塚市の平塚駅前交番から「彼女を刺しました」と平塚警察署に電話をかけ、身柄を確保された。

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 この中田容疑者の知人が2014年2月12日午後8時半ごろ、民家を訪れたところ、鍵の掛かった玄関ドアの下から血が流れ出ているのを発見した為、近くの交番に相談。
 通報を受けた南大沢署員らが現場に駆け付け、2階の窓を割って午後10時45分ごろ室内を調べたところ、玄関で桜井さんが血だらけの状態で倒れているのが見つかった。
 桜井さんは胸や背中・首などに六つの目立つ刺し傷があり、現場で死亡が確認されている。
 現場は京王線長沼駅の南東約800メートルの住宅街。男の自宅の台所からは、刃の部分が曲がった状態の包丁が見つかった。

 その直後、13日の夜中午前0時ごろ(発見された約1時間後)には、桜井さんの父親が神奈川県警相模原北署に「昼間から娘の携帯電話に連絡しているが、つながらない。交際相手の男が何か知っているのではないか」と心配して相談していた事がわかっている。
 当初は、20代ぐらいの女性が殺害され、その民家に住む男性2人と連絡が取れないと報道もされており、警察の管轄が警視庁と神奈川県警と別組織と言う事もあってか、すぐには関連性が判明しなかった?模様だ。

 桜井さんを殺害した中田容疑者は「数百万円以上の借金があって金がなくなり、もう桜井さんと付き合うのは無理だと思った。彼女を殺して自分も死ぬつもりだった」と話しており、2月12日午後4時半ごろ殺害し、レンタカーやタクシー、電車を乗り継いで新宿駅まで行き、新宿から夜間バスに乗って平塚で降り、海で死のうとしたと供述している。

 周辺住民によると、中田容疑者は2011年4月に、相模原市からこの八王子市長沼町の家に家族で引っ越してきたが、妻と息子は1年半ほど前に転居し、およそ1年前に離婚。
 当初は父親も同居していたが持病で現在入院中といい、事件当時は 中田容疑者が1人で住んでいた模様だ。
 中田容疑者の息子と同じ幼稚園に子供を預けていたという女性は「スキンヘッドで怖い印象だった。奥さんからは、トラブルで離婚したので引っ越すと突然メールが来た」と言う。中田容疑者は丸刈りで体に入れ墨を入れており、近所付き合いはほとんどなかった。

 女子高校生の知人によると、中田容疑者は女子高校生のアルバイト先である飲食店(居酒屋店)に昨年7月頃、客として訪れて知り合い、半年ほど前から交際していたという。
 女子高生と男の家は、直線距離で約7km。事件当日の午後、中田容疑者はレンタカーで桜井さんの自宅近くまで迎えに行って15時ごろに八王子市の自宅に到着。中田容疑者は「話をしたりテレビを見たりしていた」などと供述している。その後、16時30分頃に女子高生が靴を履いて帰宅しようとした帰り際、玄関にて後ろから襲い犯行に及んだとみられる。
 捜査関係者は「自宅に迎えに行っていることからみても、その時点では関係は良好だったのではないか。桜井さんが家を出る直前に何らかのトラブルが起きた可能性がある」と指摘する。

 相模原市緑区二本松にある桜井さん自宅近くの男性(69歳)は「毎朝、自転車で高校に通い、ソフトボールに打ち込んでいた。会えば必ずあいさつをする生徒で、こんなことになるなんて信じられない」と語っている他、「バイクに乗ったりとかしていたが、散歩してる時も、よくあいさつもしてくださった」との話もある。

 また、現時点では桜井晴香さんや容疑者のものと思われるTwitterにて、一緒にスキンヘッドの男性と仲睦まじくしている画像などが確認できる。また、去年の末にツイッターにこの男とみられる人物と別れたと書き込んでいたことが分かっている。

 中田容疑者は、現在、南大沢署に身柄を移され、取り調べを受けているが、先日の小学4年女児の連れ去り事件と言い、今回の女子高生殺害事件も、悪質で大変身勝手な犯行であり、こんな理由で若い命が失われるのは非常に残念な事である。
 ご本人はもちろん、ご両親やご家族もさぞかし無念な事であろうと思うと、本当に憤りを感じるが、謹んでご冥福をお祈りしたい。

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