又野城(又野城山) 津久井の謎の城を特定してみた
相模原市の津久井城に近い津久井又野に城山(245m)と呼ばれる場所があります。 又野城山とも呼ばれます。 天然の要害地形であり、相模川と道志川の合流点である沼本の渡しから三ヶ木へと津久井街道を登ってくる敵を高所から迎撃できる有利な防衛線陣...
相模原市の津久井城に近い津久井又野に城山(245m)と呼ばれる場所があります。 又野城山とも呼ばれます。 天然の要害地形であり、相模川と道志川の合流点である沼本の渡しから三ヶ木へと津久井街道を登ってくる敵を高所から迎撃できる有利な防衛線陣...
相模原の津久井・道志川と串川の間にある仙洞寺山583mは「火海(ひうみ)峠」と呼ばれ、この山が津久井城と伏馬田城との中間点に位置することからも、烽火台として使用したと考えられます。 津久井には、烽火の火が消えず、付近一帯の山が本当に火に...
鷹取山烽火台は、佐野川と上野原の間にある標高472mの峰で、郡内を治めていた武田家臣・小山田信茂が築き、北条家との国境を監視したと考えられています。 すなわち、この辺りが、戦国時代の武田家と北条家の国境となる訳でして、今でも、神奈川県と山...
相模原市の藤野町日蓮より南に面する鉢岡山(標高460m)。 その鉢岡山頂上から400mほど下ったところにある円錐形をした小峰458mは、地元で「鐘撞(かねつき)堂跡」などと伝わり、戦国時代の烽火台があったと考えられます。 しかし、展望に優...
烽火(のろし、ほうか)・狼煙(のしろ、ろうえん)と呼びます。(下図は烽火台) 日本では戦国時代に発達した、敵の来襲を急ぎ知らせる為の通信手段の1つです。中国では紀元前200年頃シルクロードに設置され、イギリスでも16世紀頃スペイン無敵艦隊の...