2014年2月16日からJR横浜線に新型車両(E233系)が順次導入され、夏までに横浜線の全28編成(224両)をE233系に置き換えられる予定となり、従来の横浜線205系車両は夏で完全引退です。
従来車両205系と同じラインカラーで、車体前面・側面にオリジナルロゴ「YOKOHAMA LINE」が表記される車両の照明にはLEDが採用され、従来車両の7割の消費電力量で走行します。
そして、車体の幅が15cm広くなるため、定員も約1割増加します。その為、従来の6扉車は連結されません。
なお、窓ガラスはUV・IRをカットする熱線吸収ガラスですので、カーテンの設置は省略されいる他、空調は空気清浄機を搭載しており、集塵機能と脱臭機能も備えています。
通勤時間帯の混雑が和らぎ、変な臭いも軽減されそうですね。
衝突安全性も強化されており、E231系と比較した静止強度は側面強度が約10%、台枠および屋根強度が約30%向上しており、前面も乗務員室扉付近をクラッシャブルゾーン(運転席部分は逆に強化)とした事で、踏切で大型トラックなどと衝突しても、衝突エネルギーを吸収し、乗務員や乗客を保護する構造が取られています。
なお、E233系は2006年より中央線快速で導入された車両で、設計最高速度は時速120kmですが、横浜線は信号設備などの関係により従来通り最高95km/hで走行されますので、所要時間に変更はありません。
なお、この横浜線E233系6000番台より、JRの通勤車両としては初めて「駅スタンプ」が先頭車両の乗務員室付近の側面に固定表示されますが、全28編成すべて異なる駅スタンプとなります。
更に、3月までは運転開始を記念して、先頭に4種類のヘッドマークを取り付けるそうです。
また、町田駅と小机駅の2駅で横浜線新型車両展示会を2014年2月2日(日)に開催される予定との事です。
開催時刻は、JR小机駅が10:45~12:00(受付時間は10:45~11:50)で、JR町田駅が13:00~15:00(受付時間は13:00~14:40)。
事前申し込み不要で、誰でも参加できますが、展示会当日は開催駅の改札口外に展示会の受付が設置され、上記受付時間に整理券を受け取って、会場入りする形となる見込みとの事です。
下記の動画は「試運転」の模様?ですが、現在、八王子~橋本間?で、1日2往復「試運転」されているようです。
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