2023年4月16日の朝3時20分頃、神奈川県相模原市緑区寸沢嵐の道志川沿いにあるキャンプ場「新戸キャンプ場」にて、夫婦が寝ていたテントの上に木が倒れ妻が死亡した事故。
高さおよそ18m、太さ70cmくらいの木が根元から倒れ、テントに直撃し寝ていた夫婦が下敷きになった。
新戸(しんど)キャンプ場を訪れていたようで「テントの中の男女が倒木の下敷きになっている」と夫婦の友人から110番通報した。
若い夫婦の2人はおよそ20分~30分後に救出され、女性は心肺停止の状態で病院に搬送されたが、妻の中村まりなさん(29歳、東京都武蔵野市八幡町の会社員)の死亡が2時間後に確認されたと言う。
死因は肺を圧迫されたとみられる。
<追記> 胸部と腹部を圧迫されたことによる窒息死と判明。
夫(31歳)は肋骨(ろっこつ)を折るなどの重傷との事。
下記はニュースのツイッター情報を公式な方法で共有表示したもの。
※情報元で削除されると表示がなくなります。
【キャンプ場で倒木 テント直撃で女性死亡 夫は大けが 相模原】
相模原市緑区の「新戸キャンプ場」で、高さ18メートルほどの木が倒れて近くのテントを直撃しました。
テントの中で寝ていた29歳の女性が死亡し、夫がろっ骨を折るなどの大けがをしました。https://t.co/Jru0DCUrW8#nhk_video pic.twitter.com/rPENdWtk5t
— NHKニュース (@nhk_news) April 16, 2023
木が倒れた原因は「根腐れ」だとみられる。
キャンプ場では前夜まで強い雨が降っていた。
中村さんは夫と友人の男女2人と計4人でキャンプ場を訪れていた。
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道志川沿いには、キャンプ場が多く点在し、シーズン中の土日は予約が取れないほどキャンパーに人気のスポットとなっております。
新戸キャンプ場も、清流・道志川沿いにあるキャンプ場では評価が高い場所のひとつです。
そのため、毎年のように、子供が道志川で溺れて亡くなったと言うニュースもあるのですが、今回は倒木と言うとても悲しい事故が発生してしまいました。
キャンパーの心理としては、何もない広場よりも木陰を求めて大きな木のそばでサイトを確保します。
自分がテントを張っても、近くの木が倒れるとはまったく予想しないことでしょう。
ただし、ベテランさんの場合には、大木は芯が腐っていることもあるから近くにテントは張らないとも言います。
2度と同じような事が発生しないよう、事故ニュースとして記録を残しておきたいと存じます。
お亡くなりになられた方に謹んでお悔やみを申し上げるとと共に、ケガをされた方の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
大きな木は、腐っていて倒れることもあると危険予知し、テントを張る位置には気をつけて参りましょう。