水郷田名 こいのぼり【開催終了】 1200匹の下に砲弾を発見したこともありました

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神奈川県相模原市のこいのぼり1200匹を展示するイベント「泳げ鯉のぼり相模川」ですが、2019年の開催を最後に、終了致しました。
2020年からは開催されません。
1988年から毎年GWに開催されてきましたが、神奈川県相模原市中央区田名地区の有志でつくる主催者の実行委員会が、打ち切りを決定しました。
これまで、寄贈された鯉のぼりの提供者数は、日本全国から4148名、鯉のぼり提供数としては1万1173匹でした。

終了しなった理由と致しましては、下記の通りです。

予算不足
担い手不足(人材不足)


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特に、こいのぼりをロープに固定する器具が老朽化し、新調すると最低数百万円必要なのですが、その予算が足りないのと、相模原市緑区で甚大な被害も発生した2019年秋の台風19号で、相模川が増水した河川敷の整備(平坦にする整地)に作業と費用が必要なことも追い打ちを掛けた感じです。

2014年には、会場である相模原市中央区田名の相模川の河川敷で「砲弾」が見つかったこともありました。
その時のニュースは下記にそのまま残しておきます。

2014年4月29日(祝) 午前10時25分ごろ、50代男性が発見し、イベントの大会本部に届け出た。
発見現場から200m程離れたところでは、ゴールデンウィーク期間中(5月5日まで)の予定で、相模川の両岸をワイヤでつなぎ「こいのぼり 1200匹」を掲げており、相模原署はすぐさま発見現場の付近40m四方を立ち入り禁止にして調査したが、多くの観光客が訪れていたが混乱はなかったと言う。
砲弾は直径7~8センチの円錐(えんすい)状で、長さは約22センチ。表面は赤茶けてさびていた。 
この砲弾は、装甲やコンクリート壁などを貫通するための「徹甲弾」とみられ、内部に火薬はない模様と分かり、午後2時40分までに撤去し、相模原署で保管した後、自衛隊に引き渡された。
なぜ砲弾が落ちていたのかについては「全く分からない」(相模原署)と言う。

以上、NHKニュースなどでもたびたび紹介されるなど、相模原においては貴重なゴールデンウィークの風物詩だったのですが、終了となってしまったこと残念に感じますが、やむを得ないところです。