相模総合補給廠が一部返還されました

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相模原市は2014年9月30日、在日アメリカ陸軍相模総合補給廠の一部(中央区、約17ヘクタール)が国に返還されたと発表しました。

相模原市は、返還された土地を整備し、国際ホールやスポーツ施設の建設などに加え、小田急多摩線の延伸を含め、新たな街づくりを行います。

JR横浜線・相模原駅の北側返還地に公共施設として国際ホールやスポーツ施設、商業施設などを配置する基本計画を2014年6月に策定しており、今後は2015年度までに具体的な整備計画を策定させます。
鉄道・道路用地には地上に道路、地下には念願である小田急多摩線を延伸させる構想があります。

なお、今回、返還されたのはアメリカ陸軍から、日本国(防衛省)に返還されたと言う事で、今後、防衛省が返還地にある住宅のアスベスト(石綿)や土壌の調査を進めます。
それで、問題がなければ、防衛省から財務省へ引き継がれて、相模原市などが着工に入れると言う手筈となるため、今すぐ、自由に建設開始できると言う事ではありませんので、今後の進捗に注目です。
<追伸>

相模原市中央区の「旧在日米軍相模総合補給廠の返還地内」にて整備を進めていたた「南北道路」(市道補給廠1号)は、2017年4月22日(土) 14時に開通しました。
当日は朝11時から開通式典も行われています。
ただし、当面の間、JR相模原駅北口では「ロータリー」での折り返しになっており、横浜線を通り抜けはできませんので、ご注意願います。