景信山烽火台~横地将監景信

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 高尾山から北上して、小仏峠を越えた所に「景信山」があります。
 
 この景信山烽火台~横地将監景信

 景信山722mは展望も良く、関東を一望できます。

 滝山城・八王子城主の北条氏照に仕える人物で、横地景信(横田長次、横地吉信、横地監物、横地将監景信、横井景信)がいます。

 相模小仏峠付近を警備する責任者だったとする説があります。
 横地景信は北条氏照が滝山城に入る際に、側近として小田原からつかわされた、北条氏照一番の重臣です。

 別の説では、豊臣勢の小田原攻めの際、八王子城城代だったが、横地景信(横田長次、横地吉信、横地監物、横地将監景信、横井景信)が、八王子城から檜原城に落ちる際に、この影信山に登ってから尾根伝いに逃亡したと言う説があり、この説により山の名がついた=景信があの山に逃げた=影信山と考える方が自然かも知れません。

 八王子城から脱出した、北条景信がこの景信山で追っ手に討ち取られたする話もありますが、これは完全に、横地景信が北条景信と勘違いされてしまったと考えてよいでしょう。
 なぜか、この景信山や陣馬山辺りは、勘違い伝承が多く、江戸時代の長老が適当な事を言っていたのかも知れません。

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