地下水の湧き水や豊かな自然が保護されている公園
神奈川県相模原市中央区上溝 地図
住宅街からも近いのに水源や自然がそのまま残る貴重な公園
遊歩道が整備されており、森林内を気軽に散策できるが、ちょっとした森林ハイキング雰囲気になるので、歩きやすい靴で出かけたい。
森林内は昼間でも暗いくらい、自然が残されており、一瞬、相模原にいることを忘れる。
また、崖の下辺りからは、冷たい地下水が湧き出ており、そんな沢が公園内に何箇所かある。
1996年には、環境省の残したい「日本の音風景100選」に選ばれている。
実は、上段部(陽光台5丁目)の公園入口から近いところに、木製の遊具も多少ある。
相模川自然の村公園クチコミ情報
道保川の水源がある、横山丘陵の豊かな自然をそのまま生かして、清らかな水と、森林の緑が一体となった自然あふれる公園。昔は「ワサビ田」も存在した場所だ。
公園内には、地下水が湧き出る箇所が、少なくとも3箇所以上あり、夏でも冷たくてキレイな水が道保川に注がれており、首都圏近郊緑地保全法の近郊緑地特別保全地区にも指定されている。
ただし、水源地・池などは、ぬかるみなど危険であり、自然保護の観点からも一切立入禁止なので、水遊びなどは不可。
また、公園内で虫取り・昆虫捕獲なども禁止となっている。また、自然維持の為、ペットの散歩禁止。池には鯉も泳ぎ、カモもいるが、エサやり禁止。よって、子供の遊び場としてはお勧めはできないが、たまにはこのように自然豊かな公園を散策するだけでも、何か感じ取ることがあるものと信ずる。
実は、この公園、毎年6月中旬頃になると、将来に渡り、守って行かないといけない、自然に繁殖している、とある「光る虫」が飛ぶ事でも知られている。水源がキレイな証拠なのだ。ただ、自然の虫なので、年によっては少ない事もある。
その時期には特別に夜間も公園に入れるが、昼間でも薄暗い場所なので、歩く際に懐中電灯は必要。
そんな自然豊かな公園なので、夜間は門が閉まり閉園。土日などには、池の水を飲みに来る「野鳥」などを写真撮影する方々も見受けられる。約40種類の鳥が訪れるそうだ。
若干だが、テーブル付椅子も設けられているので、お弁当を持参して食べることもできる。
夏季には、虫除けが必要。
JR相模線の上溝駅から徒歩約20分。又は、上溝駅から「相模大野駅」行きバス(大15系統)で、「七曲り下」下車、徒歩5分。
車の場合、第1駐車場が分かりやすいが、駐車場から公園入口までちょっと歩くのが難点。
印象 | 地下水も湧き出る自然豊かな公園 |
遊べる度 | 最低目安20分、最長目安50分以上 |
利用料 | 入園無料 |
駐車場 | 無料 駐車場開閉時間は開園時間と同じ 第1駐車場20台 第2駐車場24台 |
お休み | 年末年始(12月29日から1月3日まで) |
時間 | 3月 午前8時から午後5時まで 4月~6月・8月 午前7時から午後6時まで 7月 午前7時から午後7時まで 9月 午前8時から午後6時まで 10月~2月まで 午前8時から午後4時まで |
お店・売店 | なし |
トイレ | 管理棟にあり |
公式サイト | 道保川公園 (相模原市) |
この大きな池は「水鳥の池」。大きなコイが泳ぎ、カモなどの水鳥も見受けられる。
写真ではわかりにくいが、池の「コイ」や「カモ」さんが写っている。
東屋もあるちょっとした広場。
水源の1つである湿地帯は、木道もある。
このような「沢」も、自然のまま保護されている。
湧き水がたまってできた池。自然のままなのだ。
道保川も源流付近は、こんな小さな小川で、そのすぐ横を歩くことができる。