※下記の情報は過去の積雪情報です。一番新しい相模原雪情報は「防災」カテゴリよりご覧頂けますと幸いです。
2月14日(金)に降った大雪のあとである、2014年2月16日(日)の朝8時30分頃の相模原市、町田市、16号、246号の道路状況写真です。
日が当たる部分はシャーベット状の所が多いですが、固まった雪がコブになって凍っているところもあり、日陰部分ではまだ路面が見えないほど積雪が残っていました。
町田・相模原の平地部分は、神奈中バスも運行再開していましたが、朝の時点ではまだ、相模原付近では滑り止め(スタッドレスタイヤ・チェーン)が必要です。
国道246号・国道16号・国道129号共に、インターチェンジ付近は、高速の開通を待つトラックが多数本線上に止まっており、渋滞が激しくなっているようです。
現在、国道246号・129号では「朝6時からずっと動いていない」と言う情報も入っていますので、無用な外出は避けましょう。
各写真はクリックすると拡大致します。
↑ 相模原の中央付近
住宅街の道は、未だにアスファルトが見えないくらい道路も積雪状態のところが多いです。
↑ 国道16号 鹿沼台公園入口交差点
16号は、一見チェーン無しでも走行できるように見えますが、右折・左折する際には積雪部分を越えなくてはならないので、チェーンが必要です。
16号でも交差点によっては、モーグル状態(凍ったコブが多数ある)の箇所もあり、そんなところでは、スタックしている車両もありました。
また、未だに本線上に大型トラックが止まったままの所もあり、本来片側2車線が1車線化している箇所もあります。
ただし、南に行けばいくほど、状況は好転しつつあるようです。
↑ 国道16号のモーグル箇所(コブ)の実際映像です。2月15日(日)昼頃撮影。
↑ 相模原市中央区富士見
市道はチェーンを履いていても、まだハンドルを取られる所があります。対向車が来たら、要注意です。
↑ 相模原市役所~アイワールドに掛けての4車線の通りです。
4車線のはずが、2車線化しています。また、住宅街の道に入るのは困難を極めます。
↑ 町田市の中心部 町田市役所から町田街道への坂道
ここも広い道なのですが、路肩部分に止まれない状態です。
↑ 町田街道・森野交差点付近
日陰部分の路面は、まだ積雪状態で、一部は凍結していてツルツルでした。
↑ 町田の「木曽中原」から「境川団地中央」に下る坂
夏タイヤ(ノーマルタイヤ)では危険ですが、チェーンをしっかり履いていれば、大丈夫です。
↑ 国道246号 厚木大和バイパス「東原4丁目」交差点付近 (写真: zamarin113さんより)
2月16日朝10時の時点で、246も厚木IC方面が、全く動かない大渋滞です。寝ているトラックもあるようですので、自分の車線が動かなかったら、車線変更すると良いかもです。
雪がやんで、丸一日経過致しましたが、相模原・町田ではまだ道路は積雪しており、チェーンが必要でした。
ゴミ回収車なども、積雪で路肩に止められず、本線上に止まるので、そんな時は追い越しするのが困難で渋滞します。
なお、普段「右折」できる箇所でも、雪が中央分離帯化していて、右折できない所が多々あります。信号があるようなところは大丈夫ですが、信号がある交差点でも、右折・左折の際には、雪を乗り越える必要がある所が多いので、夏タイヤだと曲がれない恐れがあります。
バイクや自転車の方も見受けられましたが、結局バイクを歩いて押していたり、自転車でも転倒していましたので、バイク・自転車での走行は、まだお勧めできません。
また、現時点(朝10時)で、既に国道129号・国道16号・国道246号と、普段よりも渋滞が激しくなっており、1時間に100m位しか動かない箇所もあります。今からどうしても外出される場合には、幹線は避けた方が良いかと存じます。
繰り返しますが、本線上は大丈夫でも、ノーマルタイヤだと横道にそれたり駐車場では、タイヤが空転してしまい、立ち往生する恐れがあります。
ちょっとした立ち往生でも、渋滞の原因になるだけでなく、万が一、事故を起こして相手があると、過失割合も不利になりますので、チェーンを巻いてお出掛けください。
また、風が大変強まっています。よって、歩く際や雪かき、ベランダなどでは「落雪」にご注意願います。
ちなみに山梨県や軽井沢では、孤立している地区が多数あり、自衛隊が出動しています。
明日、2月17日の朝は氷点下となり、凍結致します。また、2月20日には相模原で再び雪が降る予報です。
どうぞ、お気をつけて行動頂ければ幸いです。
最後に、約400台が立ち往生した、中央道 大月IC出口付近の2月14日夜の状況写真 (写真:いくちそさんより)
2月15日の昼くらいになって、中日本の指示で、談合坂SAまで逆走して、避難したそうですよ。その後、16日になって八王子ICから一般道に誘導されたとの情報も。
<追伸>
2月16日 夜20時現在、相模原市内の道路状況は、大部分がシャーベット状で、17日早朝・18日早朝は氷点下になる予報ですので、路面が凍結する恐れが高いです。
特に、歩道の状況は最悪になりそうですので、通学・通勤の際には、駅の階段なども、どうぞ足元お気を付けください。
ただし、電車もポイントが凍結するなどの設備故障が発生する可能性もあります。
なお、道路は冬タイヤ・チェーンであれば、津久井を除いて、概ね走行は可能かと存じますが、勤務先の「駐車場」が屋外の場合、除雪されていない可能性が高く、道路から駐車場に侵入する事が困難になると推測されます。
また、国道129号、国道246号、16号など主要幹線は、普段よりも渋滞が非常に激しくなると推測されますが、実際問題、明日を迎える前の今晩でも既に渋滞していますので、付け加えさせて頂きます。
ただし、東名高速は今晩中(2月16日の夜)に通行止が解除される見通しとなってきました。中央道も2月17日中の開通目指し、片側一車線で17日PM23時、チェーン規制にて開通。
国道20号の上野原~勝沼間は、2月18日現在、引き続き通行止が続いていますので、大月ICなどでは降りれません。
相模原市緑区の牧野では、朝から15時間以上停電しました。雪崩などもありますので、引き続き、停電にも注意が必要です。
JR中央本線は山梨県内の甲府駅、石和温泉駅、山梨市駅などに2月14日からずっと電車が止まっていて、車内にいる約900人が17日の今晩も3日目の夜を迎えましたが、中央道が開通したことで、2月18日、JR東日本がバスをチャーターして乗客を八王子駅などに移送させました。
相模原市内も昼間に雪が解けて路面が濡れ、早朝、氷点下で路面の一部が凍結すると言う悪循環で、2月18日朝でも、国道16号など市内各所、至る所で凍結していますので、ノーマルタイヤは厳しいです。
なお、風や雪による住宅への被害は火災保険の補償対象に含まれている場合が多く、雪の重みで車庫や母屋の屋根、物置が破損した場合も修理費用などに保険金が支払われるので、保険会社に問い合わせを。
また、積雪で崩れた車庫の屋根の下敷きになって傷ついた場合も車両保険でなおせます。また、雪道を歩行中のケガは傷害保険の補償対象です。