伊勢丹「相模原店」閉店決定へ いつ閉店になるの?

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大手百貨店の伊勢丹・相模原店(神奈川県相模原市・相模大野)が、閉店検討中から、閉店の方向に変わりました。
2018年9月26日に開催する、三越伊勢丹ホールディングスの取締役会で決議される見通しです。

2016年度と2017年度の売上データですが、三越伊勢丹の売上高は下記の通りになります。
※()内は前年比です。

1位 伊勢丹新宿 2685億円 (98.6%) →2741億円 (102.1%)
2位 三越日本橋 1651億円 (98.1%) →1553億円 (94.1%)
3位 三越銀座 810億円 (95.0%)   →878億円 (108.4%)
4位 伊勢丹浦和 403億円 (96.3%) →403億円 (100.1%)
5位 伊勢丹立川 357億円 (95.6%) →358億円 (100.3%)
6位 伊勢丹相模原 205億円 (89.6%) →195億円 (94.9%)
7位 伊勢丹松戸 181億円 (94.3%) →206億円 (113.8%)※閉店済
8位 伊勢丹府中 157億円 (83.4%) →148億円 (94.3%)

上記のように、2017年度売上としては、伊勢丹相模原店は195億円でして、採算が合わないため、コスト削減を重視する杉江俊彦社長が閉店を決断した模様です。
現在、営業している伊勢丹・相模原店(1990年オープン)はテレビドラマ「デパート物語」のロケ地でもありました。
その相模原店のピーク時の売上としては1996年度に売上高377億円でした。
2018年度の売り上げは、197億円(前年比101.1%)の予想と、前年よりも好調でして、伸びる予想になっています。
営業形態を変更して、閉店せずに続けることも可能だとは存じますが、その投資も拒んだ閉店決定ですので、成長戦略とは言えず、グループ全体の決算(連結決算)をよく見せるための戦略かも知れません。

ちなみに、伊勢丹松戸店(千葉県松戸市松戸)は、2018年3月21日に閉店しました。
この時のプロセスとしては、前年(2017年)の9月末の取締役会で閉店が決定すると、その翌日には、三越伊勢丹HDの担当役員が松戸市役所を訪問して経緯を説明し、翌年(2018年)3月21日に閉店となっています。

現時点では、閉店の正式な時期は、この執筆を行っている時点ではまだ決定していません。
今回は伊勢丹の府中店と相模原店が閉店決定となる見込みですが、同様のパターンで2019年3月に閉店となる公算が高いと推測できます。
その後、2019年9月末をめどに、閉鎖・閉店すると報道がありました。
追加で、三越新潟店(新潟市)も閉店とのことです。


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相模大野駅周辺は、土地の価格も下落するかも知れません。
従業員・アルバイトさんなどがリストラされず、雇用が維持されると良いのですが・・。
店を閉めたり、リストラするのは、誰でもできる経営なのではないでしょうか?

また、閉店後の活用方法、新しい商業施設としての再出発もまだ不明ですので、新たな情報がわかりましたら、追記させて頂きます。
個人的には、相模原市民の皆様が起業したり、個人事業・フリーランスの方が、気軽に活用できる施設のフロアができると、市の活性化にもつながるかと存じますが・・。

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