小田急相模原駅付近で29歳女性が刺された事件 武田篤容疑者逮捕詳細

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 神奈川県相模原市南区南台5丁目の路上で、本日11月9日午後15時ごろ「通行人が刺された」と110番通報があった。
 29歳の女性が男に首や腹など3カ所をサバイバルナイフのようなもので刺されたと言い、女性に意識はあるが重傷。
 現場は、小田急線の小田急相模原駅から北西に500m程離れた住宅地で、男はそのまま現場を立ち去った。
 女性の証言によると、男は40歳前後で、身長170cmほど、小太りで丸刈りだったと言い「知らない人に刺された」「終始無言のまま座間市の方角に走って逃げた」と話しており、通り魔の可能性もある。
 相模原南署は男の行方を追っている。

 <追記>

 その後、2014年11月10日未明、近くに住む無職・武田篤容疑者(51)を逮捕した。
 武田容疑者は、現場から、およそ60mのマンションに住んでいて、被害者の女性も、その2軒隣のマンションの住人だったが、女性は面識が無かった模様。
 武田容疑者は女性を刺したあと、ナイフを持ったままコンビニで食料品を大量に買い込んで、自宅マンションに帰宅していた。
 コンビニエンスストアの防犯カメラには、事件の約5分後、武田容疑者が刃物を買い物かごに入れ、買い物をしている姿が映っていた。従業員はナイフには気づかなかったと話している。
 このように店の防犯カメラに映ったその姿が逮捕の決め手となって武田容疑者が浮上し、捜査員が任意同行を求めたが拒否されたため、午前2時40分ごろ、合鍵を使って武田容疑者宅に入り、身柄を確保した。武田容疑者は別の服に着替えていたと言う。

 女性は、サバイバルナイフのような刃物で、正面から左腕を刺され、その後首を2か所、さらに左胸、左腕と少なくとも5か所を執ように刺されており、全治6か月の重傷。
 10日になって、現場の近くのコンビニ付近で凶器とみられるサバイバルナイフのような刃物が見つかっている。
 武田容疑者は「俺は家を出ていない」「事実については、やっていない。それだけだ」と、容疑を否認している。
 武田容疑者は日ごろから一人で騒ぐことがあったといい、事件の経緯を慎重に調べている。

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