SC相模原 元ブラジル代表 トロ選手(28歳)がさっそく試合出場

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 トロ選手 Rafael Toro Ferreira Francisco (ラファエル・トロ・フェヘイラ・フランシスコ) は身長169m、体重72キロで、フルミネンセなどでプレー。
 第1次政権として2010年まで指揮したドゥンガ監督のブラジル代表招集経験を持ち、2009年には名門CRフラメンゴの主軸としてブラジル全国選手権優勝を経験し、最盛期の年俸は3億円を超えたいた。
 しかし、昨年まで所属していたバイーアが、9月から給料未払いとなった事情により退団し、今期は無所属となっていた。

 トロ選手はクラブを通じ、「日本でプレーする機会を与えてくれたSC相模原に心から感謝しています。私の経験をチームに還元出来るように全力でプレーします。1試合でも多く勝利し、SC相摸原のファンと共に喜びを分かち合いたいです」とコメント。

 なんでもヨーロッパ・中東・ブラジル・ロシアなど複数のチームからオファーがあったようだが、家族やトロ選手本人が日本が好きと言う事もあり、日本行きを選択したと言う。
 契約期間は約2年6ヶ月。本職は守備的MF。

 元日本代表MFでもある望月重良代表(41)は「SC相模原に世界的にも素晴らしい実績を持った選手が入ってプレーしてくれる事に興奮している。彼の成功を祈っているし、彼がSC相模原というチームををより高いステージに上げてくれる事を信じている。多くのサッカーファンがギオンスタジアムに足を運んでくれる事を期待しています」と談話を発表している。

 ちょうど来日していたネイマール(バルセロナ)とも、日本で旧交を温め、神様・ジーコからも直接、日本行きを勧められたという超大物だ。

 背番号50のトロ選手はMFとして、さっそく、2014年8月10日のグルージャ盛岡戦に出場。

 台風による強風の影響か、足を高く上げてボールを処理するプレーが多く見られたが、素早い寄せで相手ボールを奪うと前線にパスを送る好プレーで会場を沸かせたようだ。

 次の試合は、8月24日 15時に、相模原ギオンスタジアムにて、AC長野パルセイロ戦があり、注目だ。