生田緑地にあるかわさき宙(そら)と緑の科学館
生田緑地の中にある科学館。
川崎の自然に関する展示、プラネタリウム、天体観察ができるアストロテラスで様々な自然科学の体験ができる博物館。
入館は無料だが、別料金でプラネタリウムが見れる。
生田緑地
緑地と言うと、のっばらなどがあるが、何もないと言うイメージであるが、生田緑地は公園と呼んでよいほど、様々な施設もあるが、確かに緑豊かな自然に囲まれ、市街地であることを忘れられる貴重な緑地だ。
川崎市岡本太郎美術館や、日本民家園、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムなどもあり、遊具としては、枡形城跡の展望台付近に、複合遊具がある。また、その展望台からの眺めはとても良い。
展望台からは、東京スカイツリー、東京タワー、新宿高層ビル群、横浜ランドマークタワー、そして、遠くに丹沢山地、富士山、筑波山などの山並みも見える。
他にも、蒸気機関車D51や、国鉄のブルートレインの客車が展示されていたり、結構、見どころがある。
川崎市立日本民家園
生田緑地の中に、約25棟の江戸時代の東日本の代表的な古民家を移築した民家園がある。
川崎市内だけでなく、全国各地の古民家を移築して集めている。
国指定の重要文化財の民家だけでも、6棟も見学することが可能。五箇山の合掌造りの古民家もある。
民家園への入園は有料で、大人500円、高大300円、65歳以上300円(ただし川崎市在住の方無料)。中学生までは無料と、子供は無料。
詳しくは日本民家園をご覧頂きたい。
かわさき宙と緑の科学館
小生のイチオシはここ、かわさき宙と緑の科学館。入館は無料。
1F展示室では川崎の自然を「大地」「丘陵」「まち」「多摩川」「生田緑地ギャラリー」の5つのテーマでわかりやすく展示されているが、目玉は「プラネタリウム」。
相模原市立博物館にもプラネタリウムがあるが、残念ながらここ川崎のプラネタリウムには勝てない。
この川崎のプラネタリウムの投影機は、小学生の頃から一貫してプラネタリウム製作に取り組んできた、プラネタリウムクリエイター・大平貴之さんが個人開発した、次世代型の MEGASTAR-Ⅲ FUSION (メガスター・スリー・フュージョン)が設置されている。
通常のプラネタリウムの投影能力は、6~7等級までの恒星、およそ6000~30000個の星を再現できるが、この川崎の MEGASTAR-Ⅲ FUSION は、人間の視力では見えない星も映し出しており、その星の数は約1500万個と非常に細かく、その性能は従来の500倍以上と言う、4K解像度デジタルプラネタリウムなのだ。
天の川すら微細な星の集団として表現しているので、入場時にはなんと「双眼鏡」がグループに1個、貸し出されるのだ。
プラネタリウムで、小さな星を見るのに、双眼鏡が必要なほど、非常に小さな星まで、映し出している、世界最新型のプラネタリウムとなっている。
そして、番組もこの川崎でしかないオリジナルになっており、途中ではスタートレックのワープ航行のように、川崎から宇宙空間に飛び出し、何万光年も地球から離れた宇宙からの星の投影も行うと言う趣向もある。
なお、双眼鏡は愛用の物を持参しても良いらしいので、念のため追記しておく。
その開発者・大平貴之さんが、家庭用に開発したプラネタリウムは下記の商品。家庭用でも約1万の星を投影する優れもの。
公式サイト かわさき宙と緑の科学館 生田緑地
■駐車場
生田緑地の駐車場は3箇所。
東口駐車場は163台だが、土日祝は大変混雑する。西口駐車場は53台、ただし、初めてだと道がわかりにくい。
両方ともタイムズの管理で、1時間以内 200円 ※超過料金30分毎 2時間以内 100円 2時間超え 50円。
その西口駐車場の手前、専修大学付近に、ゴルフ場の駐車場が結構広い。ゴルフ場の駐車場も一般利用でき、駐車料金はたぶん同じ。